こだわりの伝承 水戸 印籠弁当 です。
このお弁当もチョットだけお手伝いをしました。
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こだわりの伝承 水戸 印籠弁当 |
このお弁当は、ご存知の方も、沢山いると思いますが。
元々、「お弁当の鈴木屋」が、水戸駅の駅弁として製造・販売していました。
ところが、、、
昨年度、鈴木屋さんがお店を閉店する際に、この印籠弁当を万年屋さんに託したのです。
鈴木屋さんと万年屋さんは、ライバル関係にあった企業です。水戸の鈴木屋(水戸印籠弁当)か、大洗の万年屋(三浜たこめし)かと鎬(しのぎ)を削る間柄です。
そのような中で、鈴木屋さんの看板商品を受け継げるのは、万年屋さんだけだと、この印籠弁当を伝えたのです。
まさしく、
こだわりの伝承
です。
こだわるからこそ、最大のライバルに伝えるのでしょうか。
実は、鈴木屋さんと万年屋さんというのは、どちらも、前身が旅館だったという共通点があります。そのため、どちらも、会席風のお弁当を得意としています。
また、先代の女将さん同士が、同じ高校の同級生で仲が良かったとも聞いています。
このようなこともあり、考え方とか、コンセプトの組み立て方が似ていたのかもしれませんね。
新しい印籠弁当の中身は、こちら。。。。
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新しい印籠弁当(万年屋バージョン) |
納豆がなくなりましたね。。。。。
万年屋さんらしく、今までよりも、
ハマグリがついたり、
エビがついたりと、
海鮮風になりました。
陸から海に近づいたかなという感想です。
現在は、イベントや予約注文で製造販売しています。
この印籠弁当、万年屋さんが、大洗駅で売ろうと思えば売れるのに、売らないのです。万年屋さんの意地というか心意気が感じられます。
チャンスがあれば、水戸駅で売りたい、水戸駅で復活させたいですね。。。
そんな思いが万年屋さんにあるのかなぁぁぁ~???
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