2011年8月7日日曜日

黒船(舟納豆、丸真食品:茨城県常陸大宮市山方)

黒船出航! 青い海をめざせ!


やっとの思いでゲットしました。

自称 郷土料理研究家(?)初鹿野浩明です。

舟納豆で有名な丸真食品さんの新商品
その名も「黒船」

中身はというと、こんな感じ。。。


茨城県北部の納豆は、水戸納豆と呼ばれ、粒が小さいことでも有名です。
ところが、
この黒船は、粒が小さいというだけではなく、名前の通り、黒いというのも特徴です。

単に黒いのであれば、丹波の黒豆を使えばいいと思うかもしれませんが(実際に丹波黒豆の納豆もあります)、

この黒船(納豆)、黒くて小さい、新種の大豆、黒大豆小粒を使っています。JAを中心に、農家の人達と連携して開発した商品だそうな。

農商工連携といって、この事業が認定されると、国からの補助金がでます。その他にも、地域資源活用プログラムというのもあります。詳しくは、ご連絡を。。。。

黒大豆だから、当然、ポリフェノールやアントシアニンの含有量が多くなります。だから体にいいという話は、ウィキペディアでも見てもらって、

30年以上前から、水戸近辺の納豆屋さんは価格競争をしていました。
例えば、2パックで100円、3パックで100円、3パックで95円といった調子です。
価格競争は、一度その中に入り込むと抜け出せなくなります。
自動化、設備投資と短期決戦を挑むようになり、最後は体力勝負となります。
これをレッドオーシャン(血みどろの海)といいます。

ところが、舟納豆の丸真食品さんは、
独自路線を貫き、納豆の高付加価値化、自社ブランドの確立をやり遂げた企業のように見受けます。これをブルーオーシャン(青い海)戦略といいます。

黒船以外にの既存商品は、パッケージも繊細で、緻密に考えられています。
それぞれに特徴がありながら、組み合わせの妙もみられます。

ここ丸真食品さんは、商品作りのお手本のような企業ですね。
青い海(ブルーオーシャン)への船出を遠くから見送ります。

普通の舟納豆は、こちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2012/02/blog-post_09.html


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