2011年11月26日土曜日

お肉屋さんのカツカレー(翠月、すい月:茨城県高萩市)

何気ない店なんだけど、商売のやり方という視点で見て、
すごく参考になるお店です。

ここ‥‥‥
翠月(すいげつ)さん。すい月さん?かな
高萩市の駅前通りにあります。
肉屋さんが経営している、トンカツとカレーのお店です。
翠月(トンカツ と カレーの店)

 ボクは、お店のコンサルティングの時に、
「看板を掲げる時は、何屋だか、一瞬でわかるようにして下さい」
といいます。
「屋号なんて、小さくていいんです。なくてもいいくらいです。」
と冗談半分でいいますが‥‥

「屋号を書かなくても大丈夫」
というのは、ホントに、冗談半分で言っているのですが‥‥‥

実際に、そんな店があった。\(◎o◎)/!

翠月(正面から:左が肉屋、右が食堂)
どこにも、屋号が書いてない。
もしかして、忘れてるだけかも???

真実は、どうか?
知らないよ

とりあえず、トンカツとカレーのお店なので、
当然ですが、カツカレーを注文しました。
カツカレー(翠月:すいげつ)

お得感のあるカツカレーです。
う~む!!
写真を撮る時は、カツを前にすべきだったかな?
m(_ _)m

ボクは写真がヘタクソなので、カツの大きさがわかりにくいけど、
長さは20㎝以上はあるだろうか?
幅は5㎝位、ちょっと幅が狭い。
厚さが1㎝位かな?それほど、厚みはないです。
全体的に長細いですね。
でも、一切れ一切れは、食べやすい大きさになってます。

ミルフィーユカツかな????
次回、確認します。(^o^)/

カレーのルーは、サラサラ系。
スープまではいかないけど、少しひき肉が入ってます。


その他にも、
ボクは、飲食店のコンサルティングをする時は、
「飲食店がウマイのは当たりまえです。何を、どのようにこだわってるいるのかが、お客様に伝わると良いよね。」
といいます。
このお店は、そのことをそのまま実践してます。
さすが!!!
ちなみにボクとは無関係です。
翠月のこだわり

肉屋なので肉がうまいのは当たり前に始まって、
いろいろと書いてあります(拡大してみてね)。
こういうのが大事なんだよなあ。
と勉強になります。

壁の張り紙を見て、初めて、
「ああ、このお店は、翠月っていうんだ」
とわかりました。

「翠月」なのか「すい月」なのか、どっちかに統一して欲しいですが‥‥‥
翠月ならフリ仮名をふるんだろうか。

すまん。職業柄、ついつい、文章を添削してしまいます。
ボクのブログはワザと色々な手法をとってるの (--〆)

というわけで、トンカツ&カレー屋さんの覆面レポート終わります。

そうそう、
肉屋さんが、
豚の生肉を売る→トンカツに加工して売る。→トンカツ定食にして売る
と、このように商品の加工度を上げて、多角化を図ることを、垂直多角化といいます。

こうすることで、商品の付加価値が高くなり、
利益があがるようになります。
このような経営活動が、経営革新なんでしょうね。


ご参考までに、垂直多角化の話はこちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/09/blog-post_9655.html



後日談です。
このブログを見た知人が、教えてくれました。
翠月という屋号は、シャッターに書いてあって、
店を閉めると、屋号が現れるそうです。
意味あるのか?いいんです。
何屋だかわかれば‥‥













2011年11月24日木曜日

四方山話(看板のお話1)

飲食店経営のコンサルティングをしていると、
よく、遭遇するのが、看板の話です。
小売店でもそうですが‥‥


【好ましくない看板の例】
どのような看板が好ましくないのかというと、
  • 店名(屋号)だけの看板で、何を販売しているのかわからない、
  • 外国語で書かれていて、読めない(雰囲気も大切なので全否定ではないです。)、
  • 文字が小さいくて、見落とす。
  • 建物や樹木に囲まれて見えない。
その他にも、店名(屋号)から、業種が推測できればいいのですが、
  • なんとなく、カッコいいからとか、
  • どこかの四字熟語から引っ張ってきたとか、
  • 当て字で、素直に読めないとか、
自己満足で終わっている‥‥

ソン(損)な看板をよく見かけます。 

店名だけで、売ってる商品が、お客様へ伝わるのは、
相当有名な企業か、
その土地の老舗の企業だけです(その土地の知名度は高い)
例えば、すかいらーくとか、マクドナルドとか、セブンイレブンとか
だと何を販売しているのか、知らない人はいないでしょう。 

そんなわけで、どんな看板がいいのか、少し考えてみます。 

【見やすい看板】
一般的に看板は、だればみるのでしょうか?
東京のような都会だと、歩いて移動しますが、
地方だと、移動は自動車が主流です。

そうすると、自動車の運転席から見えることが大切になります。

そのように考えると、

  1. 道路沿いにあること。
  2. 道路に対して垂直になっていること。
  3. 100m以上先から認識できること(ブレーキを踏んで止まることを考える)。
  4. 文字が読める大きさであること(一文字は交通標識以上の大きさが必要)。
  5. 立ち止まらなくても、瞬間で理解できること(次回につながる可能性がある)。

といったことが、最低必要な条件ではないでしょうか。
また、
  1. 旗のように動きをつける。
  2. 夜はライトアップをする(電飾看板など含む)。
  3. 背景と文字のコントラストを強くする。

ということも考えておくといいかと思います。
大きければ大きいほど、看板は有利になりますし、効果がたかまります。しかし、予算もありますので、個々の財務状況に応じて考えていきます。

比較的安く上がるのは、のぼり旗です。おなじ旗を4,5本以上並べて立てると、動きがあり、顧客を引き付けやすくなります。ただし、店の格が少し下がるので、高級店向けではありません。

ライトアップは、それなりに目立ちますし、高級感もあります。しかし、看板の材質によっては見づらかったり、ランニングコストがかかる点に注意してください。

近年は、ネオンサインが見られなくなりました(雑談)。

一番目立つ背景と文字の組み合わせは、黄色地に黒文字です。
交通標識の注意標識を連想していただけるといいのかなと思います。
赤地のような暖色系だと飲食店や食品販売向け、青地のような寒色系だと機械や冷たいモノの販売向けになるのが一般的です。















2011年11月23日水曜日

上小川キャンプ場のホワイトプリン(竹内商店:茨城県大子町)

いや~肩こりがひどくて‥‥‥
ブログも書けない状態でした‥‥‥
仕事に専念‥‥
最近やっと落ち着いてきて、なんとか仕事についていけるかも‥‥‥
実は仕事も遅れ気味‥‥
言い訳‥‥

てなわけで、自称郷土料理研究家(?)初鹿野、復活します。
ホントか???   ボチボチということで‥‥‥

今回は、茨城県は大子町の上小川キャンプ場(かみおがわきゃんぷじょう)さんです。

ボクには、大子町という呼び名よりも、袋田の滝や、袋田温泉の方が、ピン!ときます。
失礼な!   (-_-)/~~~ピシー!ピシー!

長い前置きは置いといて‥‥

今回のメインディッシュは、これ
ホワイトプリン !!
お土産にどうぞ!!

ホワイトプリン(上小川キャンプ場)

上小川キャンプ場 管理人の奥さん手作りの逸品。
分類としは、牛乳で作ったゼリーかな?
牛乳ゼリー、牛乳寒天に近いかも‥‥

卵は使ってないそうです。
卵アレルギーの方にはいいかも。
でも、口当たりが、プリンです。不思議な食感‥‥

最近、〇〇卵を使ったとか、〇〇牛乳を使ったとか言った、
高級ブランド食材をウリにするプリンが横行するなかで、
めずらしく素朴なプリンです。

この上小川キャンプ場ならではのプリンかと‥‥

使っている材料は、牛乳、生クリーム、砂糖、ゼラチン、寒天だけ‥‥
この口当たりは、分量の比率に秘密があるのかしら??

なんの飾りっ気もないプリンなのですが、
不思議と魅了されるプリンです。
スッピンの美しさがあります。

最近こうゆう商品が見られなくなったなあ~

材料自慢・有名人プランニングの高級スイーツが多いよね~

このホワイトプリン、新しい奥久慈の名物になるかもね。
いや茨城の名物になって欲しいです‥‥
(^o^)/


上小川キャンプ場は、ネットの評価で、全国1位になったキャンプ場だそうな。

ここ。。。。。
秋の久慈川(上小川キャンプ場にて)

目の前が久慈川です。
ほんでもって、こんなバンガロー。
奥久慈のバンガロー(上小川キャンプ場)

またまた、
バンガロー(上小川キャンプ場)


バンガロー以外にも、オートキャンプや、テントのキャンプもできるそうです。バーベキューのセットもあるんだって。

今は秋なので、閑散としてます。

ご主人にお話を伺うと、繁忙期は、ゴールデンウィークと夏休みにかけてとのこと。

紅葉がキレイなので秋もいいんですけどね。
寒いからかな。
休みじゃないからだよ‥‥


流れる久慈川を見ながら、ホワイトプリンを食べていたら、

水郡線(上小川キャンプ場)
目の前を水郡線の列車が通過していきました。
上小川キャンプ場の敷地内に高架橋があります。

これもまた、不思議な光景

散りゆく枯葉を見ながら、のんびりとした時間を過ごすのも、
肩こりには、ちょうどよい休息になるのかしら‥‥

ちなみに、このホワイトプリンは、
上小川駅前(水郡線)の竹内商店でも販売してるそうです。

おみやげにどうぞ‥‥
と言いたいところですが、、、

数に限りのある限定品だそうです。沢山購入したい場合は、前もって連絡しておいた方がよさそうですよ。
予約はこちら↓↓
http://kamiogawa.com/default.aspx

勝手に営業してるなぁ orz





















2011年11月9日水曜日

秋の懐石(寿昌庵けん坊:茨城県大子町)

自称郷土料理研究家(?)初鹿野浩明です。

最近肩こりがひどくて、仕事も遅々として進みません。
ブログも少し、停滞気味です。

今回ご紹介は、寿昌庵けん坊(じゅしょうあん けんぼう)さん。
再登場です。

ここは単品ものはやらないので、
客側から料理を選べません。
でも、食べたい料理があれば、
予約でなんでも作ってくれます。

今回は平成23年秋のコース

てなわけで、
まずは、前菜
前菜
出し巻き玉子
鮎の甘露煮
里芋六法
菊酢
アケビの白和え
お月見かぁ~  お皿が。。。。。
アケビの白和えというのは初めて食べました。
奥久慈鮎の甘露煮は、このお店の定番メニューですね。
一度に8尾しか炊かないんだって。

焼き物は、
焼き物(洋皿)
リンゴのグラタン
リンゴのグラタン
見たままです。リンゴで作ったグラタンです。

大子町は、リンゴの産地でもあります。
紅玉っていったっけ????
あまり詳しくないです。
酸味の強い、小さなリンゴです。

皮も完食しました。。。。。

マイタケの天ぷら
大子は、キノコ類も沢山栽培してますよ。

揚げ物
マイタケの天ぷら
メインはこれ。。。
メイン
常陸牛のバルサミコソース
奥久慈シャモのゆずこしょう
アケビの田楽焼き
リンゴサラダ


そんでもって、

森伊蔵
名前は何度か聞いたことのある焼酎ですが、飲んだのは、初めてです。
口当たりが柔らかいのね。。。

こうして、夜はふけていくのであった。。。。。

この後、突然、持病の肩こりが再発。。。。
1カ月間、地獄のような苦しみに見舞われるとは、
知る由もなかった。。。。。。。。

いい思いを一人でしちゃあいけないよなぁ~

前回のブログは、こちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/08/blog-post_06.html