2012年1月4日水曜日

いなほ(一人娘:茨城県常総市石下)

先日、さるお方から、お酒をいただきました。
箱の形と、包み紙のデザインから、すぐに日本酒だとわかりましたが、が、が、
1升ビンにしては、やたら長い箱だと‥‥


恐る恐る、箱を開けてみると、
ビックリ \(◎o◎)/!
なんじゃ、これ‥‥
いなほ(一人娘)

一人娘の「いなほ」という日本酒です。
限定品だって (*^_^*)

昨年度は、茨城県常総市に、ずいぶん顔を出させていただきました。
最近は、この町にもずいぶん慣れましたが、
始めのころは、道に迷ってばかりでした(仕事には、今も迷ってばかりですが‥‥)。

そのころの思い出話になります‥‥

どこを、どう走ったか? 商店街とは、言い難い町中を走っていたら、

おお! ここは! かの有名な!
一人娘じゃあないかああああああぁぁぁぁ
偶然の遭遇‥‥
一人娘の酒蔵
てなわけで、車からおりて写真をパチリ
こんなところを走っていて、観光気分になれる人も珍しいかも‥‥
ようは、道に迷ったのですが‥‥

マンガ家の古谷三敏が、「バー・レモンハート」で紹介していた酒蔵です。
一人娘は、石下からでたのかあぁ   知らんかった!
ちなみに、古谷三敏は、「ダメおやじ」とか「男のうんちく学」とかを書いてます。

日本酒と甘酒を買って帰りました。
この程度の迷子は、動じません。
そのころは、ブログを始めようとは思ってもいなかったので、
資料のひとつとして、お店の写真だけを撮っておいたのが、この写真です。

一人娘というお酒は、10年くらい前までは、なかなか手に入らない、希少な酒・幻の酒でした。
しかし、
今では、県内のコンビニやスーパーでも、身近に手に入る酒になりました。

コンビニやスーパーで売られるようになり、希少性は失いましたが、企業の売り上げの増加には、なるのかしら?

幻と言われていた日本酒を、コンビニで販売することは、賛否両論が生じます。実際にボクも、売るべきか、売らざるべきか、聞かれても、どちらがよいか、答えることはできません。
メリットと、デメリットを説明するだけになります。
経営方針を決めるのは、非常に難しいです。

ちなみに、
ボクの知っている群馬安中市磯部の日本酒専門店は、
スーパーで売るようになったら、取引をやめると言ってました。
経験則ですね。ご参考までに。

この一人娘さんも、何かが起こり、全社戦略が、大きく変わったんでしょうね。
こういうのを、経営革新(イノベーション)といいます。
良いことか、悪いことかは、別の問題です。

ボクは、中小企業の経営革新(イノベーション)を支援するために、2年ほど前から、この町に出入りしています。
先日、一人娘の「いなほ」を見せられて、驚いたと同時に、初めてこの地に来たことを思い出しました。懐かしく思います。

イノベーションというのは、シュンペーター曰く、
創造的破壊
というのだそうです。

温故知新(古きを温めて、新しきを知る)ではありません。
古きをぶっ潰し、新しく造る
というのがイノベーションです。

当然ですが、良いことばかりではありません。
色々な痛みも生じます。
また、残すべきことは、残さなければならないと、思っています。

様々な、食文化も残したいですよね。

ここ石下は、小さな町ですが、独創的で面白い中小企業が沢山ある町です。




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