2011年11月24日木曜日

四方山話(看板のお話1)

飲食店経営のコンサルティングをしていると、
よく、遭遇するのが、看板の話です。
小売店でもそうですが‥‥


【好ましくない看板の例】
どのような看板が好ましくないのかというと、
  • 店名(屋号)だけの看板で、何を販売しているのかわからない、
  • 外国語で書かれていて、読めない(雰囲気も大切なので全否定ではないです。)、
  • 文字が小さいくて、見落とす。
  • 建物や樹木に囲まれて見えない。
その他にも、店名(屋号)から、業種が推測できればいいのですが、
  • なんとなく、カッコいいからとか、
  • どこかの四字熟語から引っ張ってきたとか、
  • 当て字で、素直に読めないとか、
自己満足で終わっている‥‥

ソン(損)な看板をよく見かけます。 

店名だけで、売ってる商品が、お客様へ伝わるのは、
相当有名な企業か、
その土地の老舗の企業だけです(その土地の知名度は高い)
例えば、すかいらーくとか、マクドナルドとか、セブンイレブンとか
だと何を販売しているのか、知らない人はいないでしょう。 

そんなわけで、どんな看板がいいのか、少し考えてみます。 

【見やすい看板】
一般的に看板は、だればみるのでしょうか?
東京のような都会だと、歩いて移動しますが、
地方だと、移動は自動車が主流です。

そうすると、自動車の運転席から見えることが大切になります。

そのように考えると、

  1. 道路沿いにあること。
  2. 道路に対して垂直になっていること。
  3. 100m以上先から認識できること(ブレーキを踏んで止まることを考える)。
  4. 文字が読める大きさであること(一文字は交通標識以上の大きさが必要)。
  5. 立ち止まらなくても、瞬間で理解できること(次回につながる可能性がある)。

といったことが、最低必要な条件ではないでしょうか。
また、
  1. 旗のように動きをつける。
  2. 夜はライトアップをする(電飾看板など含む)。
  3. 背景と文字のコントラストを強くする。

ということも考えておくといいかと思います。
大きければ大きいほど、看板は有利になりますし、効果がたかまります。しかし、予算もありますので、個々の財務状況に応じて考えていきます。

比較的安く上がるのは、のぼり旗です。おなじ旗を4,5本以上並べて立てると、動きがあり、顧客を引き付けやすくなります。ただし、店の格が少し下がるので、高級店向けではありません。

ライトアップは、それなりに目立ちますし、高級感もあります。しかし、看板の材質によっては見づらかったり、ランニングコストがかかる点に注意してください。

近年は、ネオンサインが見られなくなりました(雑談)。

一番目立つ背景と文字の組み合わせは、黄色地に黒文字です。
交通標識の注意標識を連想していただけるといいのかなと思います。
赤地のような暖色系だと飲食店や食品販売向け、青地のような寒色系だと機械や冷たいモノの販売向けになるのが一般的です。















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