2011年9月19日月曜日

常陸秋そばの限定せいろ(SOVA TEA 越路:茨城県常陸太田市)

やっぱ。。これも書いとこかな。。。
SOVA TEA 越路(こしじ)さんです。
有名みたいです。

常陸太田市にあるソバ屋さん。
ここ。。。。。。写真が、イマイチだよね。 申し訳ないです。
 
越路さんの良さが表現できない m(_ _)m。 
ホントはもっと素敵なお店です。
SOVA TEA 越路

素直に、蕎麦切りの旨いお店です。
出来上がりをまっていたら、見るからに気品漂うご婦人が入ってきました。そんな店なんだ。。。。

今回は、限定せいろ
限定せいろ(水蕎麦)

チョット俗っぽいか。限定に弱いです。 (*´Д`)

でてきたのは、
「水蕎麦」です。
おお! たしかに、蕎麦の香りが。。。。。
いいねえぇ~ 
水にもなんか、一家言ありそうです。
でも、今回は、聞かないです。

蕎麦の三タテ、って言って、
挽きたて、打ちたて、茹でたてだと、香りが出るんだそうな。
時期が時期だけに(8月中旬)、これが限界でしょうね。
店主の気迫が感じられます。

しかも、
常陸秋そばを、手刈りして、天日干ししたんだって!
手刈りとウマさの関係がよくわかりませんが、
それだけ丹精こめて作ったんでしょう。
単に、山間部のためマシンが入らないだけかも。。。。


「水蕎麦」を塩で食べると、蕎麦の甘みがよくわかるというが、
否定はしません。むしろ、肯定しますが、
そのとーり、
でも、「水蕎麦」は、一すすりか、二すすりでいいや。
やっぱり、蕎麦は「そばつゆ」でたぐりたいです。
「そばつゆ」は、もちろん、ありますヨ。

おまけ? で、ついてきた、伸した蕎麦の端っこ(蕎麦の刺身というらしい?)が、ボクは好きです。チョットしか無い。 (T_T)
これを、ちょいと高級な塩で食べると旨いよ。
塩と、バルサミコと、オリーブオイルで和えるのが好き。

今日は、お仕事関係の人たちと一緒でしたので、少々控えめの注文です。
プライベートなら、ここで「そばがき」でしょうかネ。。。
あと、焼酎も。。
それから、鶏肉でも蹴飛ばして、、、、ネギ焼いてね
となりますが。。。。オトナシク。。。


ボクは、切った蕎麦を食べるときは、いつも薬味は使いません。
その方が、「蕎麦」と「そばつゆ」のバランスが楽しめるからです。
でも、もったいないので、
最後の〆に、薬味をいれて、そば湯を入れて、「そばつゆ」を飲み干します。
この時、初めて、鰹節の香りを感じます。

この店は、蕎麦だけじゃねくて、アメニティーもキッチリしてるよ。
お花も生けてあったりと、とてもQCSAのしっかりした蕎麦屋さんです。

ボクのおすすめは、お箸。。。。
お土産に買ってしまいました。とっても細いの。黒檀と紫檀の二種類あります。
自宅で毎日使っています。

常陸太田市は、茨城の中でも米の旨い地域で有名なところです。
蕎麦の話は聞かなかったので、ちょっと \(◎o◎)/!
まだまだ、知らない事だらけです。。。。

蕎麦の話をすると、また、長くなるので、ここいら辺で。。。。






2011年9月17日土曜日

うん!これはうまい(たつご味噌:茨城県高萩市)

「う!これうまい」という商品名です。
製造販売元は、たつご味噌(たつごみそ)さんです。

うん!これはうまい(たつご味噌)
この名前、よくつけた!
相当、自信がないと、つけられないネーミングです。

ナニナニ、入ってるのはと見ると、
味噌は当然として、
ゴマ、レンコン、ゴボウ、シイタケ、しそ、唐辛子、蜂蜜、三温糖、みりん、水飴、等々です。
食べると元気が出てきそう (*^_^*)

中身は、こんな感じ

うん!これはうまい(たつご味噌)

炊きたてのご飯にかけてみました。 (^_^)v

炊きたての御飯に

バクリ! と、一口
甘い味噌の香りとご飯の塊が、喉をグビリと流れ落ちます。

グビリ グビリ グビリ

ああ! 昔はこんな食べ方したよな。ご飯を飲むように食べる。
「飯の友」

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の一節を思い出します。

 一日ニ玄米四合ト
 味噌ト少シノ野菜ヲタベ
 アラユルコトヲ
 ジブンヲカンジョウニ入レズニ
 ヨクミキキシワカリ
 ソシテワスレズ


というところです。。

むか~しの味ですね。懐かしいです。
もっと具沢山の方が、ボクは好きですが(自分ヲ感情ニ入レテル?)。味噌屋さんの商品だから、これでいいのかも。。。。

その他にも、「めしどろぼうさん」。「さん」を小さく書いてるとこがいいですね。

めしどろぼうさん(たつご味噌)
家庭料理の延長線上ですね。このような商品は、個人的な感想ですが、売れると思います。っていうか、売りやすいです。
↓↓↓理由はコチラ↓↓↓
四方山話(土産土法:どさんどほう)

全国的に、味噌の需要が減っている中、こう言う商品開発・事業展開は、需要の底上げに大切ですよね。

「めしどろぼうさん」と「う!これうまい」は、たつご味噌さんの二翼でしょうか。当然、味噌が一番でしょうけど。。。。

これ以外にも、「味噌ピーナッツ」とか「ひしを」等も購入しました。
元々、味噌屋さんなので、味噌関連商品が沢山ありました。

ふと見ると、店の商品棚に、味噌ピー タフィーがありました。
以前、永寿堂さんの味噌ピータフィーは、ここの味噌ピーを使ってるって話を聞いたことがあります。真偽は後で調べます。
↓↓永寿堂さんはこちら↓↓
永寿堂 味噌ピータフィー

たつご味噌

本業は、お味噌の製造です。
お味噌は、糀から自社生産なんだって。。。。
安政元年(1854年)創業だそうですから、150年以上の歴史をもつ老舗の味噌屋さんです。

古くに発展した町には、このようなお店が残っています。

ボクは、味噌屋、酒屋、醤油屋を 醸造三屋と勝手に呼んでます。この醸造三屋がある(あった)町は、古くから栄えた町であると勝手に思っています。

高萩市は、第2次世界大戦中に、アメリカ軍から艦砲射撃を受けた町の一つです。それなりに重要な町だったんでしょうね。

また、詳しくは、わかりませんが(今後知らべようと思いますが)、
ここ高萩市は、戦国時代からの城下町だそうな。。。。
お城もあったんだって。。。。





2011年9月16日金曜日

四方山話(風評被害1:風評被害の定義)

ボクは、十年以上風評被害のことを調べています。

研究者ではないので、仕事の合間に調べているという程度ですが。。。。。

最近は、東日本大震災や、福島原発事故で風評被害のことをよく聞かれ、講演なんかもやってます。

そのようななかで、風評被害というのを、誤解していう人が多いです。災害や被害があると、何でもかんでも風評被害と言ってる場合ですね。。。。。

例えば、今回の福島原発問題で、茨城県のお茶生産者の方々が被害を被りました。これは、風評被害だったのでしょうか? というと、チョット違います。

ハッキリ言って、茨城県のお茶は、風評被害ではありません。
直接的な実害です。自分のお茶畑に、事故にしろ過失にしろ、放射性セシウムをまかれたのです。そのため、出荷停止令がでたのです。

証拠もあり、因果関係がハッキリしていますから、損害を賠償してください!となります。補償じゃないです。賠償です。
キチンと自分たちの損害を主張してください。



本題に戻ってっと、

風評被害の定義というと、色んな人が色んな言い方をしていますが、イミダスだと

メディアの報道によって、人々に印象付けられたことかが、事実として独り歩きを始めた結果、そのように世間で受け止められ、被害を受けること。

となります。ようは、事実じゃないんだけど、事実として世間に受け止めれたために起こった被害です。
この被害は、因果関係を証明することが難しいという特徴があります。


事実じゃないのに、事実として受け止められる。というのは、
例えば、茨城県の海は、放射能で汚染されていませんが、あたかも、放射能で汚染されているかのように考え、夏の海水浴を控えることで、観光客が減った。という場合です。

ホントに、今年は、人の出が悪かったです。10%~20%くらいかしら。海水浴場で人の数を数えてしまいました。

お客様が、なぜこないか? 
放射能はでていないと言ってるが、でも、もしかしたら、出ているかもしれない。という不安があるからです。これが風評被害です。

この風評被害の証明が難しいというのは、
その原因は、原発事故なのか? 地震や津波の天災なのか? 場合によっては、旅行代理店が企画をしなくなったから。という屁理屈をこねる方もいます。
 屁理屈を含めて、風評被害は、曖昧なので、証明が困難になり、賠償請求は難しいです。。。。

国や、東電が、補償してくれないと。。。大変です。
一部の地域では、少しは面倒見てくれそうですネ。

風評被害って、受けた時に瞬間的に注文がゼロになります。場合によっては、予約のキャンセルもあります。一般的に、そのことが大きく騒がれがちです。が。。。。。。

しかし、本当に怖いのは、その後です。
風評被害は、人の心に負のイメージを焼き付けます。そのため、思っているよりも、回復するまでに、相当な期間を要します。

ボクの調査では、ゼロから50~60%まで回復するのは、比較的早いのですが、80%まで回復するのに数年、100%回復するのは、わからない。と考えています。

原発事故がおきて半年。放射能漏れ事故も怖いですが、本当の風評被害は、後からジワジワときます。


つづく。。。。。
2回目はこちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/10/blog-post_4835.html

















2011年9月13日火曜日

生姜茶サンジンジャー(長治園:常総市石下)

生姜茶戦隊サンジンジャー(しょうがちゃ せんたい さんじんじゃー)
それ、なんジャー。。。。

それは、これジャー。。。。。
生姜茶サンジンジャー(長治園)

生姜茶(しょうがちゃ)です。
ジンジャーティーというやつだろうか?
最近、ボクがお気に入りの逸品。。。
毎日飲んでます。

茨城県の常総市にある、製茶メーカー 長治園(ちょうじえん)さんです。
チョットだけお手伝いをしています。

まずは、ほうじ茶ベースの
黄ジンジャー
黄ジンジャー(しょうがほうじ茶:長治園)
味は確かに、ほうじ茶! 
で、その中に、ホンノリと生姜の香り。。。 
しょうがほうじ茶(しょうがほうじちゃ)
これだけだと色の違いがよくわからんが。。。 

 次に、、、、、
二番手の、緑茶ベースの
緑ジンジャーあぁ~
緑ジンジャー(しょうが緑茶:長治園)

うん、色の違いがよくわかる。ジンジャー・グリーンだ!
けっこう、写真で違いだすの難しいんだよ!
ワロタ!!!
確かに生姜味の緑茶??? 
しょうが緑茶(しょうがりょくちゃ)
お煎茶だよね。


最後は、、、、、
紅茶ベースの
赤(紅)ジンジャー

ジンジャー レッド!
赤ジンジャー(しょうが紅茶:長治園)

おお!! まさしく紅(赤)だよ。。。
しょうが紅茶(しょうがこうちゃ)
紅茶ベースだと生姜の香りが強くなるのかしら???
リーダー格だからか?  (*´Д`)

生姜紅茶には、お砂糖を入れて飲みました。
なんとなく、体にいいかも ε-(´∀`*)ホッ 。。。。

ところで、ここまできたら、
青ジンジャーと桃ジンジャーは、どうしたんだろう? 
と思うのだが。。。。。。

社長さん! 期待してます。 (^_-)-☆
青ジンジャーと桃ジンジャー  Please

ちなみに、、、、お店のHPはここ
http://kenko.cyoujien.jp/














四方山話(土産土法 どさんどほう)

土産土法(どさんどほう)
あまり知られていない言葉ですが、ボクは、この言葉を大切にしています。

その土地で生まれた物は、
その土地に住んでいる人の方法(食べ方)で食べるとウマイ

という意味だそうな。

それが広まって、郷土料理になり、
その土地の名物料理になる
とも云われています。

珍しい調理方法を考えるよりも、
家庭の中に古くからある料理を見直すことが、
名物料理をつくるコツです。

ボクの住んでいるひたちなか市には、
古くから、タイタ焼き(パイタ焼きという人もいます)という料理があります。

サンマのタタキを丸めて焼いた料理です。

子供の頃は、タタキ焼きが訛ってタイタ焼きになったのかと思っていましたが、
櫂(かい:船を漕ぐ道具)に貼りつけて焼いたから、パイタ焼きになったという説があります。

オモシロイですよね。。

こうゆうのを商品化したら、確実に売れるのが普通なんですが。。。
地元の人は、ありきたりの料理なので、バカにしてしまいがちです。が、昔、ボクは、タイタ焼き(パイタ焼き)で、ずいぶん儲けさせて頂きました。

意外と、料理好きのお祖母ちゃんの作るお惣菜のなかに、
売れる料理があるもんです。

土産土法の考え方というのは、
それに、経営者が、気づくか、気づかないかの差です。





















2011年9月10日土曜日

花ニラのゴマ油炒め(行方観光物産館こいこい:茨城県)

「花ニラ(はなにら)」というのを発見!
毎度ですが、、、、「行方観光物産館こいこい」です。

こんなの (^_^)v



最近、農家の人も、いろんな作物を作っていますよね。
楽しいです。

花ニラというのだから、ニラの一種かと思ったのですが、ニラとは匂いが違うので調べてみました。

花ニラは、ユリ科の植物だそうです。
ちなみに、、、ニラは、、、
ネギ科だそうな。
どうりで、匂いが違うわけだ。

う~む。。
云われれば、、、、、
ユリ根の味に似ているかも???
気のせいか  m(__)m
たぶん気のせいです。

先っぽを拡大すると、


こんなです。朝日を浴びてキレイですね。

初めての食材なので、シンプルにゴマ油と塩だけで、炒めてみました。


こんな感じ。
花のツボミが、ホッコリしています。

柔らかいニンニクの茎の先に、
柔らかいイモのような食感の玉が付いている。
そんな感じ。。。。

前にも言ったけど、そんなにニラ臭くないです。
クセもなく、素直に食べられます。

おひたしで、土佐ポン酢で食べても美味しいだろうし、
エビとかイカと合わせて中華風の炒め方もOKだろうね。

ボクは、そんなメンドイ事はしませんが。。。

いろんな料理に使えそうな食材です。。。







2011年9月6日火曜日

古帯で作る手作りバック(あざみ:茨城県龍ケ崎市)

食べ物ばかりでしたが、たまには、こんなものも


手作りのエコバックです。
茨城県龍ケ崎市にある「手芸店あざみ」さんのご主人の作品

古くなった帯をバックにしてくれます。

3R(リディース:発生抑制、リユース:再使用、リサイクル:再生利用)の一つ、リサイクルですね。
一般には、リサイクルとリユースが混同して使われているかしら?
そんなことは、どちらでもいいですかね。 m(_ _;)m。

ここのご主人は、お客様のご要望により、着物や帯から、エコバックやポーチなどを作ってくれます。

思い出を形にして残す。。。
そんな思いから始めたそうです。

作品を幾つか拝見させていただきました。
これが
 
これへ

 その他にも、こんなのや

こんなの。。。。表地と裏地を使った作品

 一本の帯から、2個~3個のバックができるそうです。

本当にいいものは、形を変えて、後世に残すことができます。
ものづくりの原点ですね。

今は、エコバックという名前を使いますが、
昔は、買い物かごというのがあって、それをもって、近所の商店街に買い物に行ってたという記憶が片隅に残っています。

今は、あまり見ることができなくなった風景です。
古き良き時代でした。。。。





2011年9月4日日曜日

四方山話(垂直多角化 水平多角化)

多角化には、いろいろな分類があります。

中小企業の事業者は、多角化というと大企業の話のように思うかもしれませんが、
意外と中小企業でも、多角化をしている企業は沢山あります。
例えば、お茶を取り扱うお店が、海苔も取り扱ったり、肉屋さんが、焼き肉店を出店したりする行為も多角化です。

見る視点から、集中型多角化とか、非関連型多角化とか、色んな分類の仕方がありますが、
ボクは、よく、垂直多角化と水平多角化という言葉を使います。

一般的に、商流とかサプライチェーンとか呼ばれる、商業の流れは、
生産者→加工業者→卸業者→小売業者→一般消費者
となります。
当然ですが、商品の特性によっては、順番が入れ替わります。
このような商業の流れを、川の流れに例えて、生産者側を川上、消費者側を川下と呼びます。


【垂直多角化】
この川上から、川下へ、もしくは、川下から川上へ多角化を進めることを、垂直多角化といいます。

例えば、お茶農家が、製茶業を営むことや、さらに、お茶の小売を始めることが垂直多角化です。

垂直多角化の例としては、その他にも、肉屋さんが、焼き肉屋を始めるとか、トンカツ屋を始めるといったものや、
洋服の小売業者が、服の製造業(縫製業)を始めるといったことなど、いろいろな例があります。

いずれにしろ、この垂直多角化というのは、商業の流れすべてを一つの企業で支配することになるので、それぞれの分野で利益を取ることができます。
例えば、お茶農家で利益を得、その材料を使って、製茶をして利益を得、さらに、お茶の小売で販売して利益を得る。
上手くいけは、お茶という一枚の葉っぱで、3度の利益が得られます。
このように、垂直多角化のパターンは、一回のモノが流れると儲けが多くなります。付加価値が高い経営体ですよね。

ただし、この垂直多角化には欠点もあります。
例えば、その年は天候が悪くて、お茶が取れなかった。としたら‥‥
その年は、お茶農家も製茶業も、小売業もすべての売り上げが下がります。
このように、リスクが集中し、失敗したときや、災害時の不利益も多くなります
ハイリスク・ハイリターンといわれているものです。

この考え方と大きく異なる多角化に、水平多角化という考え方があります。

【水平多角化】
水平多角化は、肉屋さんが、鮮魚を販売するとか、野菜を販売する。といったものや、お茶を販売している小売店が、海苔を販売するということが、典型的な例になります。
商流と並行する多角化だから、水平多角化と呼ばれます。

この肉屋が鮮魚とか、野菜とかを販売することで、お客様が毎日当社に訪れるようになり、売上が平準化されます。スーパーの考え方ですよね。

また、お茶の繁忙期は初夏から秋にかけてですが、海苔の繁忙期は、冬から春にかけてになります。どちらも季節変動が反対の動きを示し、かつ、同じ設備を活用できますので、一年中仕事が安定します。

このように、水平多角化を行うことは、年間を通じて安定した売り上げを確保することができるのです。

しかし、これもいい点ばかりではありません。
一つの商品で1回しか利益が得られないので、垂直多角化に比べて、利益率が低いという欠点もあります。付加価値が低い経営体ですね。

ローリスク・ローリターンといわれるものです。

【まとめ】
水平多角化と垂直多角化は、どちらがいいというのではなく、
組み合わせて使うことが、大切です。
安定性を重視するのであれば、水平多角化を、収益性を重視するのであれば、垂直多角化をと考えるとよいのではないでしょうか。

意外と、どちらかに偏っている場合が多いので、一度じっくりと自社の経営を見直してみると、新たなひらめきが出てくるかもしれません。










四方山話(儲かる商売は1)

経営コンサルタントとしていると、
よく聞かれる質問で、
儲かる商売を教えてください
というのがあります。


この質問に関しては、いつも、
「そんなのあったら、教えてあげないヨ! 自分でコッソリやってマス」。
------( ´ノω`)コッソリ------
と答えます。


簡単に儲ける方法
とか、
派手に儲ける方法
というのは、ボクは知りません。


それが証拠に、
ボクは、お金持ちではありません。
が、そこそこ生活は、地味に暮らしています。


商売は戦いです。経営戦略という言葉があるくらいですから。

商売の必勝法は、不確実です。
が、負けない方法はあります。

相手(敵)の土俵で戦わないことです。
同業他社さんとの差別化を、常に意識することです。

繁盛するか、しないかは、
社長さんの行動特性で決まると思います。
そのお話は、こちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/12/blog-post_23.html

2011年9月2日金曜日

にんにく煎餅(柳田米菓本舗:茨城県常総市石下)

自称 郷土料理研究家(?) 初鹿野浩明です。

最近、トミに常総市石下を宣伝しています。
だってオモシロイ街なんだもの。

今回紹介は、
にんにく煎餅。。。。。。これですよ。これ

柳田のにんにく煎餅(やなぎだの にんにくせんべい)


柳田米菓本舗(やなぎだべいかほんぽ)さんです。

食べると、、
スゲー にんにく臭い  \(◎o◎)/!
チョット辛めの味です。
ボクは、にんにく好きなので、こうゆうのは大好きです!

お店は、こんな感じ。






チョット見。大丈夫か? (・_・;)
建物には歴史を感じます。。。。
という感じのお店なんだけど、
驚くほどの繁盛店なんだよ。これが。。。。。

工場兼店舗に入ると、咽るようなニンニクの香り。
煎餅を焼く機械や、醤油を絡める機械、パッケージする機械が並んでいます。

社長と奥さんと二人で作ってます。(^_^)v
お二人とも、とてもキサクな方ですね。

「社長さん、今日は、何枚位焼いてるの」
と聞いてみたら、
「えーと、ワカンネーや」
と電卓を持ってきて、パチパチ。。。。
「大体。。。7,000枚かな?」

「ええ~。そんなに沢山 (・・;)」
「そんなことないよ、今は夏だから、そんなに売れないの。 人もいないし。。。」
とのこと。。。

ニンニクは青森産にこだわり、季節によって、微妙に味を変えて作るんだそうです。

柳田米菓本舗さんは、これ一品で勝負しています。
スゲーなーと思います。

ちなみに、このブログに載せた、特にユニークなオンリーワン企業
四方山話(このブログに載せたオンリーワン企業)