2011年8月23日火曜日

なんちゃってオレンジ(チェリオ:大阪?)

2年位前、群馬県で仕事をしてた時に、見つけました。

古いネタで申し訳ない。m(_ _;)m

このブログの主旨とはチョット違うけど、
オモシロイので。。。。

これは、なんちゃってオレンジ

なんちゃってオレンジ(チェリオ)

一見、◯マサ醤油かと思ったら、、、、

オレンジジュースでした。。。。
メーカーさんは、チェリオ(CHEERIO)さん
あれ???どっかで聞いたような名前。。。

昔からあったオレンジジュースのメーカーでは。。。。

ネットで調べたら、確かに、昔し~からあった。チェリオというジュース(サイダー)メーカーです。

また、別の日に、でた~
これ。。。。(・・;)

トラノココーラ!!!
なんちゃってコーラ が正式な商品名かな?
一見、◯バスコソースかと思いきや。
TORANOCCO COLA(トラノココーラ)

味は、コーラです。
ボトルネックの緑と黄色の模様は、、、チェリオさんのスポーツドリンクのベースデザインを使ってるのかしら?
う~む。どうやって褒めようか。。。。。

瞬間的に売れたんだろうな。。。。
たぶん。。。。

長続きするかしないかは別としては、
こんな経営戦略も面白くて大好きです

商標権に抵触しないのかしら??? Σ(´∀`;)

ボクは、自分の職業上、薦めないけど。。。。。
個人的には、大好きです。





2011年8月20日土曜日

ジャンポニンニク(行行方観光物産館こいこい:茨城県行方市)

自称郷土料理研究家(?)初鹿野浩明です。

最近、食べあるきブログっぽくなってきました。

初心を思い出して、、、、、
でも、食べ物ばっかりですが。。。。。

今回は、
ジャンボニンニク。。。。
生産者不明。
メモをなくしてしまいました。(T_T)

ボクのお気に入りの「行方観光物産館こいこい」で発見!

これ!!!

ジャンボニンニク(左上) 通常のニンニク(右下)

なんじゃこりゃ!(・・;)

てな大きさのニンニクです。
通常のニンニク(右下)の 約3倍はあります。

焼いて食べてくださいとの説明書きがあったので、
その日は、焼いて食べました。
説明書きには、
焼いて、2,3時間経つと、匂いが気にならなくなる。
とありましたが、

違う気がする。(^_^;)
食べて、2,3時間たつと、
匂いに慣れる。。。もしくは、、、
匂いが、分からなくなるのでは。。。


「行方観光物産館こいこい」は、いつもユニークな食材が置いてあり、見ていても楽しいです。

この地域は、生産者の方が、すごく意欲的だなと感心します。






2011年8月19日金曜日

ピザ(トラッテリア・エ・ピッツエリア・アミーチ:茨城県つくば市)

ちょっとオシャレに、、、、ピザを

トラッテリア・エ・ピッツエリア・アミーチさんです。
ここ。。。。

白を基調にした素敵なお店です。
うーむ。。。。混んでる。。。。(・∀・)

ピザ屋さんかな? イタリア料理屋さんかな?
混みすぎていて、どちらかよく分かりません。
名前からすると、ピザ食堂。。。
ピザ屋さんなのでしょう。。。

コースもあるみたいですが。。。。。
そんな悠長なことを言える状態では無かったので、
ピザのランチセットみたいなものを注文しました。
これ。。。。
トマトソースたっぷりのマルゲリータ
ボクは、マルゲリータが好きなので、どこへ行っても
マルゲリータです。
たまには、違うものを頼もうよ。。。。


ピザにオードブルのようなものが付きます。
写真撮り忘れた。。。(T_T)
でも美味しかったです。ヽ(^。^)ノ

パイ生地は、粗挽きの小麦粉をつかった、
薄いパンタイプかな?素人なのでわかりません。

薪窯かしら。薪が生焼けの匂いがします。
忙しいんでしょうね。チョット残念。。

スゴイ繁盛店です。\(◎o◎)/!


パスタもやっているみたいですが、
周りの人もピザがお目当てのようです。
ピザは大好きなので、こんなお店は大歓迎です~

ピザ屋さんで、商売をするのは、すごく難しいですヨ。
えらいなあ~と感心します。

薪窯は、通常のオーブンに比べて、高温なので、2分位でピザが焼けますが、
個別生産なので、1時間あたり、30回程度しか焼けません(大きな釜なら何枚でも同時に入るでしょうが)。

同じ調理場の広さで考えた時、

パスタ屋さんだと、
一度に数人分を作れる、ロット生産になるので、生産効率がいいんですね(仮に乾麺を使って7,8分の茹時間がかかっても、だよ)。

なので、ピザ屋さんで商売するのは、客席回転が上がらず、とても難しいです。どうしても、席数を多くするよになり、狭っ苦しくなります。

パスタ屋さんがピザ屋さんより多いのは、こんな理由でしょうか?







2011年8月15日月曜日

四方山話(このブログに載せた、オンリーワン企業)

ボクはこのブログで、できるだけオンリーワン企業とか、独自路線を突っ走っている企業を紹介しています。
ああ、ちなみに、オンリーワンは、
one and only
というのがホント(英語の表現)らしいです。
オンリーワンの基準ってなんだい?と云われそうですが、
それは、ボクの独断と偏見で。。。。。。

その中でも、特にユニークな企業を抜き出してみました。

ここにまとめてみます。敬称は略させてください。

企業名をクリックすると、ご紹介のページに飛びます。


バックパッカーズランチ(タイカレー)

梅田バナナ店(バナナ)

ヤマザキファーム(ミディトマト)

金久保養鶏場:金久保さん家のたまごの店(奥久慈たまご)

ライスミル(精米、酒米)

クロサワ(若鶏丸焼)


永寿堂(八千代おこし)

春子屋(おだんご)

峰ファーム(ハーブ)

軍司麺業(ごぜんやまらーめん)


柳田米菓本舗(にんにく煎餅)


石塚糀店(手造り味噌)

Sweets工房 ふじ屋(つくばプリン)

大水(常陸国またべえ 焼き鯖ずし)


今後、記事が増えれば、追加予定です。

ごぜんやまらーめん(軍司麺業:茨城県常陸大宮市)

こんにちは、自称 郷土料理研究家(?) 初鹿野浩明です。

今回は、ラーメン。
といっても、B級グルメの話じゃないです。
ボクは、B級グルメの話はよく知らないです。

今回ご紹介は、これ。
ごぜんやまらーめん です。

ごぜんやまらーめん
ボクは叔父と、時々ゴルフに行くのですが、
その帰りに叔父は必ず買って帰ります。

相当有名みたいです。

ラーメン屋さんじゃなくて、製麺屋さんですネ。

これしか作っていません。
オモシロイ売り方をしています。

好きなスープの素を10個選びます。
スープの素は、全部で????
20種類以上はあったでしょうか?
ずいぶんラーメンのスープってあるんだなぁと思いました。
それから、10個入りの麺玉を買います。
麺は細麺ですね。1種類しか無いのかしら???

初めて行った時は、チョット戸惑いましたが、
オモシロいルールです。(^O^)

ここもオンリーワン企業ですね。
天晴(あっぱれ)!です。


ところで、ある人から、御前山の云われを教えてもらいました。

孝謙(こうけん)天皇という女性の天皇が、道鏡というお坊様と一緒に暮らしたのがこの山だそうな。。。
なので、御前山。。。。
ホントかしら?
云われですから。。。。



2011年8月14日日曜日

十割そば(たばこや:茨城県常総市)

へんな名前のそば屋です。

その名も「たばこや」 (・・;)……

手打そば たばこや

これ!
たばこや という屋号のそば屋

屋号はヘンテコリンですが、
石臼を使って、自家製粉しているという、
マジメな蕎麦屋(?)です。
こう言うの見ると、云われを知りたくなるのが性です。
機会があったら、調べようっと。。。。余計なお世話かも。。。

とりあえず、
十割そばを注文してみました。

十割そば

挽きぐるみです。

普通、石臼を使って、自家製粉した手打ちそばを出す店は、
専門店化していますが、、、、、、、

たばこや さんは、なんでもあり、天丼・カツ丼・親子丼、、、、
カレーやモツ煮もあったような???
間違っていたら m(_ _;)m ごめんなさい

一緒に行った友人は、山かけ定食だったかな?

っていうか、ほとんど居酒屋メニューだったような? 
記憶ちがいかも。。。

あまりに、蕎麦屋に似つかわしくないメニュー構成だったので、
( ´ノω`)コッソリと、本当に石臼を使って挽いているのか、
確認してきましたぁぁっ~。

( ´ノω`)コッソリ……( ´ノω`)コッソリ……

本当に石臼を使ってソバ粉を挽いてます。。。。

う~む~
このお店、不思議と繁盛してるんですよね。。。。。

商売を傍から見ていると、オモシロイです。
セオリーというか、理論というか、
常識というか、全然通じないです。

いつも、わからないことだらけです。

どうすれば、繁盛するんだろう。。。

だからこそ、自分の仕事もヤリガイがあるし、オモシロイです。

方程式の解は、未だに解けません。










2011年8月12日金曜日

ハーブ(峯ファーム:茨城県常総市)

友人と酒を飲んでいたら、面白い親父さんに遭遇。。。。
なんでも、ハーブ園を経営しているとか。。。。。

てなことで、次の日に、見学に行かせてもらいました。

㈱峰ファーム(みねふぁーむ)さんです。

なんでも、生のハーブを作って出荷しているそうです。

そういや、最近、生ハーブが、流行りだよね。
生ハーブはスーパーでも売っているし。。。。

ここで作ってるのね。。。。

企業秘密で、原則、写真撮影は禁止だそうですが、
ここ一角だけは、よいそうです。

株式会社 峰ファーム

今後、見学コースにするそうな。。。
ラッキーです。

あたり一面ハーブです。
遠くからみると雑草のようですが、
近くからみると、

ミント畑

うん。 確かに、ケーキの頭に付いてる、ミントです。

昔、ケーキに付いていたミントを、鉢に植えたら、
メチャクチャ増えたという記憶があります。

ここ峰ファームさんでは、常時、20種類以上のハーブを作っているそうな。

スゴイね。\(◎o◎)/!

ここ常総市は、普通の農家の他に、
猿島茶を生産しているのでも有名なところです。

が。。。。。
この峰ファームさんは、独自路線を突っ走るオンリーワン企業です。

1時間ほど、お仕事のお話を聞かせて頂きましたが、
また更に、新しいことを進めるようです。
楽しそうですね。。。。。




ちなみに、このブログで紹介しているオンリーワン企業はこちら
******  オンリーワン企業  *******







2011年8月7日日曜日

黒船(舟納豆、丸真食品:茨城県常陸大宮市山方)

黒船出航! 青い海をめざせ!


やっとの思いでゲットしました。

自称 郷土料理研究家(?)初鹿野浩明です。

舟納豆で有名な丸真食品さんの新商品
その名も「黒船」

中身はというと、こんな感じ。。。


茨城県北部の納豆は、水戸納豆と呼ばれ、粒が小さいことでも有名です。
ところが、
この黒船は、粒が小さいというだけではなく、名前の通り、黒いというのも特徴です。

単に黒いのであれば、丹波の黒豆を使えばいいと思うかもしれませんが(実際に丹波黒豆の納豆もあります)、

この黒船(納豆)、黒くて小さい、新種の大豆、黒大豆小粒を使っています。JAを中心に、農家の人達と連携して開発した商品だそうな。

農商工連携といって、この事業が認定されると、国からの補助金がでます。その他にも、地域資源活用プログラムというのもあります。詳しくは、ご連絡を。。。。

黒大豆だから、当然、ポリフェノールやアントシアニンの含有量が多くなります。だから体にいいという話は、ウィキペディアでも見てもらって、

30年以上前から、水戸近辺の納豆屋さんは価格競争をしていました。
例えば、2パックで100円、3パックで100円、3パックで95円といった調子です。
価格競争は、一度その中に入り込むと抜け出せなくなります。
自動化、設備投資と短期決戦を挑むようになり、最後は体力勝負となります。
これをレッドオーシャン(血みどろの海)といいます。

ところが、舟納豆の丸真食品さんは、
独自路線を貫き、納豆の高付加価値化、自社ブランドの確立をやり遂げた企業のように見受けます。これをブルーオーシャン(青い海)戦略といいます。

黒船以外にの既存商品は、パッケージも繊細で、緻密に考えられています。
それぞれに特徴がありながら、組み合わせの妙もみられます。

ここ丸真食品さんは、商品作りのお手本のような企業ですね。
青い海(ブルーオーシャン)への船出を遠くから見送ります。

普通の舟納豆は、こちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2012/02/blog-post_09.html


2011年8月6日土曜日

創作会席料理(寿昌庵けん坊:茨城県大子町)

お菓子が続きましたので、懐石料理もたまにはいいかと、、、、

本日は、寿昌庵けん坊さんをご紹介します。
このお店も少し手伝っています。

自称 郷土料理研究家(?) 初鹿野浩明 です。

茨城県の大子町ではイチオシの割烹料亭です。
お昼3組、夜3組までの限定です。

けん坊さんのHPは、こちら↓
奥久慈の会席料理 寿昌庵けん坊

けん坊(窓からの田園風景)
食材も相応なモノを使っていますが、野菜は自家農園にて栽培しているそうです。
料理のみならず、器、建物、調度品、美術品などなど、贅を尽くした料理です。

7月の献立ては、

前菜
奥久慈鮎の甘露煮
奥久慈タマゴの卵焼き
奥久慈桃の白和え
自家菜園トマトの西京漬け
奥久慈シャモのささ身と自家菜園茗荷の梅肉和え
自家菜園胡瓜のつくだ煮
自家菜園薄菜の土佐酢(今回はコゴミ)、
一般的に、
前菜が貧弱だと、がっかり来るよね。
ここの前菜は、◎だね。
前菜がいいと、
これからの料理が、ワクワクしますよ。




自家菜園のモロヘイヤのスープ
お椀物替わりのスープですか。。。
創作系の和食ですね。美味しいけど、食べ方が難しいです。



造り
真鯛(明石産)
雲丹(北海道産バフンウニ)
烏賊(静岡沖)
生湯葉(奥久慈ゆば)
ボクは、原則バフンウニは食べません。
茨城沖以南で取れるバフンウニが苦いからです。
これは北海道産らしいです。その他の食材の仕入先を聞くと、相当こだわってる地域から取り寄せていますね。


煮物
自家菜園ジャガイモの木の芽煮
勇気いるなあ、これをここで出す? 
少し一休みの感がありますね。ボクは、ジャガイモ好きなのでOKです。


焼き物
奥久慈生鮎の塩焼き
鮎の塩焼き。活鮎を焼いてくれます。
久慈川の鮎だそうな。

メイン
自家菜園季節の野菜 奥久慈トマトのドレッシング
常陸牛のステーキ バルサミコソース 季節の天ぷら添え
常陸牛のコロッケ
メロンの牛肉巻 土佐ゼリー
常陸牛を中心にした、メインディッシュ。
A4クラス以上の牛肉を使用しているとのこと。
コロッケがウマイよ!龍ヶ崎でコロッケ祭りに出店したら、いくらとるんだろう。
野菜に使っているドレッシングも自分で作っているそうな。。。
あっさり系のドレッシングでした。

デザート
白玉ぜんざい
トマトのシャーベット
季節のフルーツ
白玉や、シャーベットなども自家製だそうな。
フルーツトマトを上手に使っているよね。今季節だし。。。。

自家製手打うどん(モロヘイヤだったか?)
そばじゃないです。うどんです。
自家製うどん。茨城県の大子町は、うどんとかそばは買うというより、自分家で打つというが、町の風習にあるそうな。

ボクの友人もシステムエンジニアをしてますが、年末になるとそばとうどんを自分で打って、持ってきてくれます。


どれもこれも、美味しくいただきました。
ボクが気になるのは、最後のうどんです。
一見茶そばです。
ががががが、、、、、、
うどんです。

のどごしがいいね!

酔払っていて、なんだか忘れちゃったけど、
たぶんモロヘイヤ?かヨモギ?忘れた。
感動したのは覚えてます。

でもね、こんなうどんが、町おこしに使えるんだよ。
こういうのを土産土法って言うんだよネ。

ちなみに平成23年秋の献立は、こちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/11/blog-post.html

2011年8月4日木曜日

おだんご(春子屋:茨城県常総市石下)

石下の団子 2強の一つ
春子屋さんです。


ここ。。。。。こちらは、純粋な団子(だんご)屋さんです。

春子屋本店(外観)

こんにちは、
自称 郷土料理研究家(?) 初鹿野浩明です。

前回も団子、今回も団子です。

↓↓前回の団子↓↓
ゆたかや さん

ここんとこ、
串に刺してない団子とか、
串に刺してない焼き鳥に縁があります。

串に刺してにない焼き鳥は、
↓↓↓↓こちら↓↓↓↓
焼き鳥丸焼クロサワさん


焼き鳥も、団子も、串にさした方が儲かるんだよ。(T_T)

理由はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓
焼き鳥はなぜ串に刺さっているのか?

串に刺していない団子や焼き鳥が売れいている。。。。。。
石下の町は、チョット世間とは違う感じがする。。。。。
気のせいか????

そんなことより、春子屋(はるこや)さんの おだんご は、こちら

おだんご(春子屋)
中身は、こんな感じ。。。

おだんご(春子屋)
丁寧ですね  \(^o^)/
頑固な職人さんが作ってるって印象が◎。
ずいぶん、小豆をさらしているって感じです。

春子屋さんは、この団子一品で勝負しています。
人気の根強さの証明です。
経営の効率としては、このやり方が理想でしょうかネ。
羨ましいです。(^O^)

が。。。。何かあった時のリスクは大きいです。。


商品アイテムの種類を増やすと、
顧客の様々な趣向に応えられるので、
売上を伸ばしやすい、というのが一般的です。

ただし、商品アイテムを増やすと、店の特徴がなくなり、
他社と差別化が難しくなってきます。
また、在庫も増え、店舗効率・生産効率も悪くなります。

専門化がいいのか? 多角化がいいのか?
どちらもメリット、デメリットがあり、
いつも悩むところです。

2011年8月3日水曜日

四方山話3 (専門化 VS 多角化)

大衆食堂というのがあります。
こんなお店のメニュー構成はスゴイですよね。
カレーライス、ラーメン、そば、うどん、天丼、カツ丼、寿司もあれば、天ぷらもOK

場合によっては、うなぎ、刺身、ピザにハンバーグ、スパゲティとなんでもあり、

「一番売れるのはなんですか?」
と質問すると、
「餃子」
とポツリと返事が帰ってくる。
えっ!どこに書いてあるのそれ  (*_*)
なんてことは、珍しくありません。

配達もしちゃいます。。。。。

丸いパイプ椅子に、化粧板のテーブル。。。。
朽ち果てた品書き、アブラギッたメニュー。。。。

ってこんな感じ。。。。。

都会のコンサルタントの先生が登場したら、
こんな店は、相当バカにされるかも。。。。
「専門店化しろ!」
と判で押したような答えが返ってきます。

ところが、、、、、、
田舎だと、こんな店が意外と生き残るんです。

一見、経営効率が悪く、不経済なんですけど、

父ちゃん母ちゃん商売で、
売上が下がっても、人件費支出がなく、
設備投資による借金の利息負担もない。

ランニングコストが極めて小さいんです。

お客様は入らないだろうって?
いやいや、この何でも屋は、田舎だと意外に入ってます。

都会だと、人口が多いので、ターゲットを狭くしても、市場がそれなりに確保されますが、
田舎だと、ターゲットを狭くすると、市場が極端に狭くなります。

要するに、専門店を好む人の割合は都会でも、田舎でも同じなんだけど、都会は分母が多いから、ターゲット市場が十分に広いんです。

よく、
「中小企業はニッチを狙え!」とか
「ナンバーワンではなく、オンリーワンだ!」とか
聞きますが。。。。。
格好はいいんですけど、、、、

田舎だと、
オンリーワン過ぎちゃって、ニッチ過ぎちゃって、
お客様がいない!

なんてことは、よくあります。

専門店のように、お店の特徴を打ち出すことは、とても大切なことです。
でも、人口が少ない場所では、いろいろなアイテムを販売することも生き残る手段かと思います。

商圏範囲を広く取る場合は、専門化
地元対応の商売をするのなら、多角化
というのが、田舎の商売のやり方かしら???

ただしね、多角化といっても、
あえて、ある程度偏らせることで、
店の特徴を打ち出すこともできるはずです。

それから‥‥
専門店だと、ハイリスク・ハイリターン(儲かるけど潰れやすい)し、
多角化だど、ローリスク・ローリタン(あまり儲からないけど、失敗も少ない)
かな????????



2011年8月1日月曜日

いしげだんご(ゆたかや:茨城県常総市石下)

茨城県常総市石下に、お団子(だんご)の製造販売をしているお店が2件あります。
そのうちの一件

もう一軒は
↓こちら↓
春子屋さん

ゆたかや さんというお店です。
ゆたかや さんは、団子屋というよりも、
和菓子屋さんでしょうか。

こんにちは、
自称 郷土料理研究家(?) 初鹿野浩明です。
久しぶりのブログです。

最近、石下の仕事が多いです。この街に住んじゃおうかと思います。

ゆたかや さんは、小洒落たイイカンジのお店です。
その日は、雨だったので、外観の写真撮りそびれちゃった。

売っているのは。。。。とみると、

棚面積としは、創作系の和菓子が一番広いかな?
チーズケーキが美味そうだったね。買ってないけど。。。。
今度買ってみよう。。。。チーズ好きだし。。。


今回は、あえて、団子をお願いしました。 これ!!!

いしげだんご(ゆたかや)


もう一人の人が買っている様子をみると、、、、、、
「一番小さいやつ」
って言ってたので、ボクも同じように、
「一番小さいやつ!」
と言って買いました。
中身は、こんな感じ、  
沢山入っていて\(◎o◎)/!

いしげだんご(ゆたかや)

その日のうちに、お召し上がり下さいって。。。。
一日でこんなに食べられないって。 (^^ゞ

ハーフサイズが欲しいよね。。。。。
やって欲しいな。。。。。

一口食べると、、、
若い職人さんの味です。
でも、昔っぽい、いい味を出してます。
小豆って感じがするところが◎

食べ終わるまでに、3日かかりました。
2日目のお団子が、味がこなれて、ウマイよ v(^O^)v
団子と餡が、上手く馴染みます  (^^ゞ

賞味期限は、1日だった?
賞味期限内に食べ切れないよ  (T_T)

石下(常総市)のお団子は、串に刺さってないんだよね。
独自進化だろうか? こんなのを、
土産土法っていいます。

↓↓↓土産土法の説明はこちら↓↓↓
四方山話(土産土法:どさんどほう)