2011年10月15日土曜日

ポポーの実(ポポー農家さん:茨城県日立市十王)

ポポーができた!の風の便りを聞き、日立市十王町へポポーの実を食べに。。。。
ところが。。。(゜o゜)
今年、平成23年は、台風の影響で、鈴生りになったポポーの実も壊滅的な打撃を受けました。とのこと。。。。

がーん

がーん

がーん

がーん

がーん

とりあえず畑を見せてくれー (T_T)
と、お願いをして、、、、

ポポー栽培をしているところへ


ついに、、、、、


ついに、、、、、

ついに、、、、、

ついに、、、、、

ついに、、、、、

ついに、ゲットしました!
生き残りのポポーの実

幻の珍果ポポーです。
ポポーの実‥‥‥
本物です。

アイスポポーじゃない。ワインでもない。
生ポポーです。凍ってないです。
よっくぞ、あの台風の中を生き残ってくれた!

これ。。。。。  生 生!

いや~長かったね。 生ポポー。
存在を知ってから、1年と3カ月。。。。。
今年は、絶対に食べると誓って、早10ヶ月。。。。

7月に撮っておいた写真は、これ。。。
まだ、青い、若いです。花は4,5月ころ咲くんだって。

ポポーの身(7月初旬):まだ実が若い


花の写真を撮りそこなったぜ!来年は、花の写真を。。。。

それから、3ヶ月。。。10月!
ポポーの葉っぱが、黄色く色ずく頃。。。。

ポポーの木:高さ3メートルのポポーの成木が並ぶ


ポポーは完熟します。ヽ(^。^)ノ



完熟したポポーは、、、、、というと、、、、、
スゲー匂い。。。。。いや香り。。。。。。
甘いケーキのような香りがします。



完熟のポポーを食べてみます。

全体の形は、アケビのようなイメージです。
皮が薄く、簡単に手で向けます。
中を割ると。。。

うむ! 確かに「森のカスタードクリーム」かも。。。

熟成が進むと白からクリーム色になり、糖度も上がり、柔らかくなります。バナナみたいだ。バナナは黒くなるけど、、、、
食感は、熟成の進んだバナナのような、マンゴーやアボガドをもっと柔らかくしたような。
そんなイメージです。繊維っぽくはないですね。

大きくて黒い種が、中心にキレイに並んで入っています。
種1個は、ボクの小指の先くらいあります。
果実全体の3分の1くらいを、種が占領しています。


独特の甘い香りがします。
バニラっぽい匂いです。


味は。。。不思議と、初めて食べたという意識は無く、いろんなフルーツを混ぜたような味です。
強いて言うなら、酸味の無いフルーツジュースの様な味です。
また、種のまわりの果肉が、ほんの少しエグ味が残ります。完熟した柿の種のまわりと似ています。

とにかく甘いフルーツです。糖度は、たぶん、20を超えるかも、今まで食べたフルーツの中では、トップクラスに甘いフルーツです。

果肉よりも皮の方が、香りが強いそうですが、ここまで香りが強いと、良くわかりません。
運んだ車も、家の中も、冷蔵庫の中も、全部ポポーのニオイになりました。



ポポーの木は、普通の木と違って根が横に張らないそうです。なので、風に弱く、すぐ倒れてしまうという特徴があるんだって。

また、1本では、結実しなくて、他の成木の花粉でないとだめだそうな。まるで、日本タンポポみたいです。

観察してみると、成木といっても、ずいぶんと小さいことがわかります。3メートルくらいの高さしかない。もっと大きな木かと思いました。根が横に広がらないゴボウ根なので、大きくなったら、倒れちゃうかも?

こんな植物は、群生することを好むらしいです。というか、群れないと生きていけない植物なんでしょうね。

どうやって食べると一番おいしいのだろうか?
ポポーの食べ方をご存じの方がいたら教えてください。

ポポーの木も、ポポーを取り囲む中小企業の人たちも、一つ一つは弱いかもしれませんが、手をつなぐことで、力を得ることができるんだと考えさせられます。ボクもそんな中で、少しでも手助けができることが嬉しく思います。


ちなみに、ポポーアイスとして商品化したのは、こちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/03/blog-post_27.html

そんでもって、ポポーワインとして醸造したのは、こちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/04/blog-post_11.html



これから、ポポーは、この地日立市十王で、どのように販売展開・商品展開していくのか。。。。
とてもワクワクしながら見ています。









2 件のコメント:

  1. うちの庭に植わってて、子供の頃食ったなぁ・・・
    そんなに珍しい果物なのか。他に果物が色々あったので
    あまり気にしてなかった^^
    うちのはたしかバナナに似たようなアケビに似たような
    味で、食感はアボカドみたいだった気がする。
    里山に住んでたおかげで、グミ、コウメ、キイチゴなど
    店には売ってない果物を随分食ったなあ。ドドメなんか
    人間の食い物ではないと思っていた^^

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  2. >ガバンさん
    さすがガバンさんです。
    ポポーの木は、北米原産で、戦後すぐに、食糧政策の一環として、各家庭に配布されたそうです。
    という経緯もあり、流通はしてませんが、意外と知られた果物です。

    野生の果物を改良して、流通市場に流そうとする人は後を絶ちません。しかし、品質の安定性、生産コストの効率、消費期限の問題、などで、思いつきだけで、長続きしないのが現状です。

    群馬は、生糸の産地だったから、ドドメは、沢山とれたんでしょうね。
    ボクのブログ、
    http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/08/blog-post_06.html
    のデザートに出てくるやつだよね。凍ってるけど。今、高級品だよ。

    いずれにしろ、野生の食べ物は、野生の中で食べるのが基本でしょうか? 古き良き時代ですね。今のボクは、お腹をこわしてしまいそうです。(*^_^*)

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