2011年9月13日火曜日

四方山話(土産土法 どさんどほう)

土産土法(どさんどほう)
あまり知られていない言葉ですが、ボクは、この言葉を大切にしています。

その土地で生まれた物は、
その土地に住んでいる人の方法(食べ方)で食べるとウマイ

という意味だそうな。

それが広まって、郷土料理になり、
その土地の名物料理になる
とも云われています。

珍しい調理方法を考えるよりも、
家庭の中に古くからある料理を見直すことが、
名物料理をつくるコツです。

ボクの住んでいるひたちなか市には、
古くから、タイタ焼き(パイタ焼きという人もいます)という料理があります。

サンマのタタキを丸めて焼いた料理です。

子供の頃は、タタキ焼きが訛ってタイタ焼きになったのかと思っていましたが、
櫂(かい:船を漕ぐ道具)に貼りつけて焼いたから、パイタ焼きになったという説があります。

オモシロイですよね。。

こうゆうのを商品化したら、確実に売れるのが普通なんですが。。。
地元の人は、ありきたりの料理なので、バカにしてしまいがちです。が、昔、ボクは、タイタ焼き(パイタ焼き)で、ずいぶん儲けさせて頂きました。

意外と、料理好きのお祖母ちゃんの作るお惣菜のなかに、
売れる料理があるもんです。

土産土法の考え方というのは、
それに、経営者が、気づくか、気づかないかの差です。





















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