2012年1月6日金曜日

クロアワビのチーズフォンデュ(初鹿野浩明自宅:茨城県ひたちなか市)

ボクの住んでいる茨城県ひたちなか市平磯町というところは、
人口2000人くらいの小さな町です。

ほとんどの人は、知らないでしょうが、
この町は、アワビの人工ふ化に、世界で初めて成功したところです。

それを成し遂げた人が、真岡東雄という方です。
アワビの研究では、知る人ぞ知る人だそうな。
昨年平成23年12月に亡くなりました。

真岡さんは、ボクの両親と仲がよく、死ぬ数週間前まで、我が家に遊びにきておりました。
無精ひげをはやし、汚い服をきて、とても、そのような偉大な人には見えない人でした。
「明日入院してくるから」
と言い、彼の論文集をいただいたのが最後です。

旨い物が好きで、よく父と、「ヘンテコリンな魚」の料理を作っていたことを思い出します。
今でこそ、この「ヘンテコリンな魚」を、未利用海洋資源というらしいですが、もう30年以上も前の話です。

アワビの食べ方も、色々ありますが、
今年は、こんな食べ方をしてみました。
クロアワビのチーズフォンデュ
クロアワビのチーズフォンデュ
酒蒸しにしたクロアワビを切って、チーズフォンデュにしただけ
簡単な料理ですが、旨かったです。

旨いエゾアワビ(通称クロアワビ)が食べられるのは、
真岡さんのおかげです。感謝もこめてご冥福をお祈り申し上げます。





0 件のコメント:

コメントを投稿