2012年1月23日月曜日

四方山話(看板のお話2)

看板のお話 パート2です。

パート1はこちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/11/1.html

ボクは、お店の診断をする前に、看板を見ます。

看板を見ると、その店の経営状態が、なんとなくわかります。

そんな中で、
「店は看板から微禄(びろく)しますよ」
と、よく言います。脅かします。。。かな??(笑)

半分は冗談で、笑いながら言いますけど、
一般に、資金繰りが厳しくなってくると、意外と直せないのが看板です。

なわけで、朽ちた看板を掲げている店をみると、
「ああ、 大丈夫だろうか」
と心配したり、
逆に、輝いている(お店に入りたくなる)看板をみると、
「ここは、 儲かってるな」
と思ったりします。

では、どんな看板が、お店に入りたくなる看板なのでしょうか?
新しいとか、古いとかじゃないんです。

参考になった例があったので、チョットご紹介を

次の看板を見比べてください。
木製テーブルや木工品を販売しているお店です。
以前、ボクのブログでも紹介させていただきました。
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/03/blog-post_21.html
木こりん工房のホームページはこちら
http://www.habara.co.jp/kobo-kikorin/

看板1

看板2

看板1と看板2
どちらの看板が、お客様は入るでしょうか。

正解は、看板2の方がお客様は入ります。

看板の大きさは、同じですが、
  1. 文字の色が違います。
  2. 文字の大きさが違います。
  3. 書いてある内容が違います。

赤い色は、進出色といって前面に出てくるように見えます。
反対の緑の色は、後退色といって後方に見えます。
信号の赤と青の関係です。赤い色の方が、人間は反応しやすくなります。背景色との関係もありますけどね。。


看板2では文字が看板いっぱいに書かれています。
一般的に、自動車を運転しているときは、文字が小さく見えます。
目の前で文字を書くと、かなり大きく書いても、看板として掲げたときは、意外と小さく見えます。

看板2の内容は、店で販売している商品を書いています。こうすることで、お客様は、この店で何を販売しているのかがわかります。あまり屋号を書いても売上には関係ないと、ボクは思っています。
でも、まったくないよりは、小さくてもあった方がいいですよ。
ここは、入口にきちんと書いてあります。

このように改善した結果。
この店では、新規のお客様(フリー客)が増え、
売上が向上したということです。


ちなみに‥‥
まったく屋号(店名)を書かないで商売をしているお店はこちら
http://hatsukano-hiroaki.blogspot.com/2011/11/blog-post_26.html























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