2011年3月21日月曜日

木製テーブル(木こりん工房:茨城県龍ケ崎市)

東日本大地震がおこり、
「自分ができることって何だろう」
って、考えてみると、

「身近な中小企業の、情報発信を続けること」
でしょうか。。。。
少しでも、世の中の役に立てるように、努力したいと思います。


というわけで、今回は、
いつも食べ物の話をしてますが、
それだけじゃない!
ってことも云わせて下さい。

自称 郷土料理研究家(?) 初鹿野浩明です。

今回ご紹介は、これだ~

テーブル~
木製テーブル(木こりん工房)

すいませ~ん。。。当然ですが、食べ物つながりになってます。
写真の撮り方がヘボイなぁ。。。
テーブルに見えない。。。。。。m(_ _;)m

場所は、木こりん工房(きこりんこうぼう)さんです。
木製家具、木工家具、木製食器といった、木工製品にこだわったお店です。
ここも少しだけお手伝いをしました。

ところで、ここの取材していたのが、平成23年3月11日の午後2時ころ。
その直後に地震がありました。戻ってみると、中はグチャグチャでした。不幸中の幸いに、どなたも怪我などはせず、営業は数日後に再開したそうです。よかったです。(^^)

木こりん工房(入り口)
木こりん工房(外観)

ホームページは、こっち↓↓↓↓↓↓
http://www.habara.co.jp/kobo-kikorin/

お店に入ると、全身に「木の香り」を感じます。

木こりん工房(店内)

無垢板(むくいた)とか、無垢材(むくざい)と言って、一本の木から切り出した木材で作った手作りの木製テーブルです。

えーとネ。この木製のテーブルがどのくらい、スゴイかっていうと上手く言えないんですが。。。
一流の料理店のカウンター席は、この無垢板(一枚板)を使うのです。
そんな高価な材料(木材)がゴロゴロしています。

これベンチ!
ベンチ(売約済み)
びっくり!
このベンチ紹介するか、どうか、迷ったんですが、
これ、チョー珍しい模様の木材です。

昔、天井の模様板とかに使われていました。
この板のもっとデカイので、襖に使っていた家がありました。
今、こんな板を使った家なんて見たことないです。

せめて、このベンチだけでも、欲しい~です。

売約済みでした。。。。


いろいろと、お話をうかがうと、

木こりん工房さん「当社のテーブルは、一生モノです」
初鹿野「そうですね。無垢板だと、少しの衝撃では壊れませんものね。いかにも丈夫そうです」

木こりん工房さん「違います。形あるモノは、壊れます。キズもつきます。」
初鹿野「意味がよく、わかりませんが…」

木こりん工房さん「本物は修理ができるんです」

ボクは、この言葉に感動しました。
エコとかリサイクルという言葉はあるけれど、
壊れたら捨てるという考えをやめるためには、
本物を大切にすることが、考え方の本質なのではないでしょうか。



また、木こりん工房さんは、

何百年と生き抜いた木を切り倒すことで、木の生命を絶つ。
その生命を絶つことで、自分たちが生き延びる。
そして、また、何百年もかけて木を育てる。

そんな生命の循環のなかで、
自分たちが存在し、
生かされている。

とも言ってました。すごく素敵な考え方ですよね。

ここに来ると、日常の喧騒を忘れて時が過ぎます。
このお店の木の香りと、人柄でしょうか。。。。

このお店は、テーブルだけじゃなく、
近隣の作家さんの作品や、子供用の可愛い椅子などもあります。
特に、シックハウス症候群の方や、アレルギー・アトピーのお子様のいるご家族の方々に人気が高いそうです。

また、「木こりん工房」の母体会社は、
「株式会社羽原工務店」と言って、木材にこだわった工務店です。
ホームページはhttp://www.habara.co.jp/
木の香り漂うお家をお求めの方は、ぜひ一度ご検討のほど。
m(_ _)m

機会があれば、今度はそちらもご紹介したいと思います。


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